ポート番号: 22 (SSH) とセキュリティ対策
UNIX系サーバーの遠隔操作に必須のポート22とSSHの仕組み、そして必須のセキュリティ対策。
ポート番号: 22 (SSH) とは
22番ポートは、ネットワーク経由でサーバーに安全にログインし、遠隔操作(コマンド実行)を行うためのプロトコル SSH (Secure Shell) のためのデフォルトの扉(ポート)です。
通信内容がすべて強固に暗号化されるため、パスワードや秘密情報がネットワーク上で盗み見られる(スニッフィングされる)のを防ぎます。旧来の暗号化されない Telnet(23番ポート)に完全に取って代わりました。
インフラ構築における必須のセキュリティ対策
SSHはサーバーの「管理者権限(root)」に直結する扉であるため、インターネット上に構築した直後のサーバーは、世界中のハッカーから秒単位で22番ポートへのパスワード攻撃(ブルートフォース攻撃)を受けます。
以下の対策が業界標準となっています。
- パスワード認証の無効化(公開鍵認証への移行)
パスワードによるログインを禁止し、専用の「暗号鍵(公開鍵・秘密鍵のペア)」を持っている端末からしかログインできないようにします。(
sshd_configのPasswordAuthentication no) - rootユーザーの直接ログイン禁止
最強の権限を持つ
rootアカウントで直接ログインされるのを防ぎ、一度一般ユーザーでログインしてから権限昇格(sudo)させる運用にします。(PermitRootLogin no) - アクセス元IPアドレスの制限 AWSのセキュリティグループやLinuxのファイアウォール(firewalld / ufw)で、自宅のIPやオフィスのIPからのみ22番ポートへの接続を許可します。
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