IT用語: DNSレコード (A, CNAME, TXT) とは
「どのドメインが、どのサーバーに繋がるか」を定義するDNSレコードの代表的な種類を解説。
DNSレコードとは
DNS(ドメインネームシステム)サーバーの中に書かれている、「このドメイン名(URL)のアクセスは、このIPアドレス(または別のドメイン)に案内しなさい」という具体的な道案内のルール(設定行)のことです。
Webサイトやメールサーバーを構築・移行する際、インフラエンジニアが必ず設定を書き換える重要な部分です。
現場で必須となる3つの主要レコード
1. Aレコード (Address Record)
最も基本的なレコードです。「あるドメインを、特定のIPv4アドレスに直接紐付ける」ために使われます。
- 例:
example.comのAレコードを192.168.1.100に設定する。 - (IPv6の場合は AAAAレコード と呼ばれます)。
2. CNAMEレコード (Canonical Name Record)
あるドメインを「別のドメインの別名(エイリアス)」として紐付けるレコードです。
- 例:
www.example.comのCNAMEをexample.comに設定する。 - これにより、おおもとのAレコードのIPアドレスを1箇所変更するだけで、CNAMEで紐づいた全てのサブドメインの向き先を一斉に変更できるというメリットがあります。クラウド(AWS CloudFrontなど)の独自ドメイン設定でも頻繁に使われます。
3. TXTレコード (Text Record)
ドメインに対して、任意の「文字列(テキスト)」を紐付けるレコードです。 昔はメモ代わりでしたが、現在は「このドメインの所有者は私である」という証明(ドメイン認証)や、なりすましメールを防ぐためのSPFレコードの設定など、セキュリティ目的で非常に重要視されています。
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