DNSレコード種別(A・CNAME・MX・TXT等)
ドメイン名と各種情報を対応付けるDNSのレコード形式。Aレコード(IPアドレス)・CNAMEレコード(別名)・MXレコード(メールサーバー)・TXTレコード(任意テキスト)などがある。
DNSレコードとは?
DNSレコードは、DNSサーバーに登録されるドメインと各種情報の対応データです。ドメインの役割(Webサイト・メール・サービス認証等)ごとに異なるレコード種別を使い分けます。
主要なレコード種別
| 種別 | 内容 | 使用例 |
|---|---|---|
| A | ドメイン → IPv4アドレス | example.com → 203.0.113.1 |
| AAAA | ドメイン → IPv6アドレス | example.com → 2001:db8::1 |
| CNAME | ドメイン → 別のドメイン名 | www → example.com |
| MX | メール配送先サーバー | mail.example.com(優先度付き) |
| TXT | 任意のテキスト情報 | SPF・DKIM・Google認証など |
| NS | 権威DNSサーバー | dns1.example.com |
| SOA | ゾーンの管理情報 | シリアル番号・TTL等 |
| SRV | サービスの場所 | SIP・XMPPなど |
TXTレコードの主な用途
- SPF(Sender Policy Framework): メール送信元の正当性を検証
- DKIM: デジタル署名でメールの改ざんを検出
- Google Search Console: サイト所有権の確認
- Cloudflare・各種SaaS: ドメイン所有権の確認
TTL(Time To Live)
DNSレコードにはTTL(キャッシュの有効時間、秒単位)が設定されます。変更を素早く反映したい場合は事前にTTLを短く(300秒=5分)設定しておくと良いです。
まとめ
DNSレコードの種別と役割を理解しておくと、メール設定・SSL証明書・CDN設定などのトラブルシューティングが格段にスムーズになります。
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