IT用語: ルーティングとは|スタティックルートとダイナミックルートの違い
パケットをどの経路で転送するかを決めるルーティングの仕組みとルーティングテーブルの読み方を解説。
ルーティングとは
ルーティングは、ネットワーク上のパケット(データの小包)をどの経路で目的地まで転送するかを決める仕組みです。ルーターはルーティングテーブルを参照し、「宛先IPアドレスがこの範囲なら、このインターフェースに転送する」という判断を行います。
スタティックルートとダイナミックルートの違い
スタティックルートは管理者が手動で経路を設定します。シンプルで予測可能ですが、ネットワーク障害時に自動的に迂回できません。ダイナミックルートはOSPFやBGPなどのルーティングプロトコルを使い、ルーター同士が自動的に経路情報を交換します。インターネットのバックボーンはBGPで運用されています。
Linuxでのルーティング確認
ip route または route -n コマンドで現在のルーティングテーブルを確認できます。AWS VPCのルートテーブルも同じ概念で、サブネットごとにパケットの転送先(インターネットゲートウェイ・NATゲートウェイ等)を設定します。
関連する用語 (ネットワーク用語辞典)
全37件を見るポート番号: 80 (HTTP) とは
誰もが知るWeb通信の基礎、ポート80(HTTP)の役割と、HTTPS(443)へのリダイレクトの仕組み。
ポート番号: 3389 (RDP) とリモートワークのリスク
Windowsのリモートデスクトップ接続(RDP)で使用されるポート3389と、絶対にやってはいけない公開設定について。
BGP(ボーダーゲートウェイプロトコル)
インターネット上の自律システム(AS)間でルーティング情報を交換するプロトコル。インターネットの経路制御の根幹を担い、「インターネットの接着剤」とも呼ばれる。
IPv6(インターネットプロトコルバージョン6)
128ビットのアドレス空間を持つ次世代IPプロトコル。IPv4のアドレス枯渇問題を解決し、約340澗(3.4×10の38乗)個のアドレスを提供できる。
IT用語: DNSレコード (A, CNAME, TXT) とは
「どのドメインが、どのサーバーに繋がるか」を定義するDNSレコードの代表的な種類を解説。
IT用語: ICMP(制御メッセージプロトコル)とは|pingの仕組み
pingやtracerouteの裏側で動くICMPの役割と、ネットワーク診断での使い方を解説。