IT用語: Amazon ECR(Elastic Container Registry)とは|AWSのコンテナイメージ管理
DockerイメージをAWS内で安全に管理・配布するプライベートコンテナレジストリECRの仕組みを解説。
Amazon ECR(Elastic Container Registry)とは
Amazon ECRは、DockerコンテナイメージをAWS上で安全に保存・管理・配布するためのフルマネージドコンテナレジストリです。Docker HubのAWS版プライベートレジストリと考えると分かりやすいです。ECSやEKSと組み合わせて使われることがほとんどです。
ECRの特徴
- プライベートレジストリ: イメージをAWS IAMで認証したユーザーのみ利用可能
- パブリックレジストリ: ECR Publicで公開イメージの配布も可能
- イメージスキャン: Clair等を使った脆弱性スキャンを自動実行
- ライフサイクルポリシー: 古いイメージを自動削除してストレージコスト最適化
基本的なワークフロー
# ECRへのログイン
aws ecr get-login-password --region ap-northeast-1 | \
docker login --username AWS --password-stdin \
123456789.dkr.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com
# イメージのプッシュ
docker tag myapp:latest 123456789.dkr.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com/myapp:latest
docker push 123456789.dkr.ecr.ap-northeast-1.amazonaws.com/myapp:latest
DockerHubとの比較
| 比較軸 | ECR | Docker Hub |
|---|---|---|
| プライバシー | デフォルトでプライベート | 無料はパブリック |
| AWS連携 | ネイティブ(IAM・VPC) | 別途設定 |
| 転送コスト | AWS内は無料 | 帯域制限あり |
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