帯域幅(Bandwidth)
ネットワーク回線が単位時間あたりに転送できるデータ量の最大値。bps(ビット毎秒)で表し、実際のスループットは帯域幅の50〜80%程度になることが多い。
帯域幅(Bandwidth)とは?
帯域幅(Bandwidth)は、ネットワーク回線が理論上1秒間に転送できるデータ量の最大値です。単位は bps(bits per second)で、実際の製品では Mbps(メガビット毎秒)や Gbps(ギガビット毎秒)で表します。
単位の換算
| 単位 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 1 Kbps | 1,000 bps | 旧来のダイヤルアップ |
| 1 Mbps | 1,000,000 bps | 光回線の最低保証速度 |
| 1 Gbps | 1,000,000,000 bps | フレッツ光の最大速度 |
| 10 Gbps | — | 企業向けデータセンター接続 |
注意: ビット(b)とバイト(B)は別物。1バイト=8ビットなので、1 Gbps ≒ 125 MB/s の転送速度です。
帯域幅 vs スループット vs レイテンシ
| 指標 | 説明 |
|---|---|
| 帯域幅 | 理論上の最大転送量(上限) |
| スループット | 実際に達成できる転送量(帯域幅の50〜80%) |
| レイテンシ | データが届くまでの遅延時間(速度とは別の概念) |
帯域幅が不足する場面
- 動画会議中に映像が乱れる
- 大容量ファイルの転送が遅い
- 複数ユーザーが同時接続すると速度が低下する
まとめ
帯域幅はあくまで「最大値」です。実際のパフォーマンス改善にはスループット測定とレイテンシの確認を組み合わせて原因を切り分けることが重要です。
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