セキュリティ 2026-03-09

クロスサイトスクリプティング (XSS)

SNSや掲示板など、ユーザーが送信した文字がそのまま表示されるサイトに対して、ハッカーが悪意のある「JavaScript」などのプログラムを書き込み、他のユーザーに見せて実行させるサイバー攻撃手法。

クロスサイトスクリプティング(XSS)とは

「Cross Site Scripting」の略で(CSSと被るためXSSと表記されます)、Webサイトのセキュリティの隙(脆弱性)を突いたサイバー攻撃です。

例えば掲示板やSNSのように「ユーザーが書き込んだ内容がそのまま他の人の画面にも表示される」サイトで、ハッカーが「悪意のあるプログラムコード(JavaScriptなど)」を普通のコメントのフリをして書き込みます。そして、罠を知らずにそのページを見た一般ユーザーのパソコンの中で、勝手にその悪いプログラムが実行されてしまう攻撃です。

💡 例え話(どんな被害にあう?)

ハッカーが掲示板に、目に見えない罠(スクリプト)を設定します。 あなた(一般ユーザー)が「お、面白い掲示板だな」とページを開いた瞬間、裏側で勝手に以下のことが行われます。

  • あなたの銀行のログイン情報(クッキーというデータ)が、ハッカーのサイトに隠れて自動送信される(ログインIDとパスワードが盗まれる)。
  • 「私はバカです!」という恥ずかしいツイートを、あなたのTwitterアカウントで勝手に投稿させられる。

📌 サイト運営者側が防ぐ責任がある

この攻撃の恐ろしいのは、「正規の(普段使っている)サイトを見ているだけ」でユーザーが被害に遭うことです。そのため、Webシステムを作るエンジニアは、「入力欄に『<script>』などのプログラムを示す怪しい記号が入力されたら、絶対に発動しないように無効化(サニタイジング処理)する」という対策を行う義務があります。

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