IT用語: MongoDBとは|JSONライクなドキュメント型NoSQLデータベース
スキーマレスなJSONドキュメントを格納するMongoDBの仕組み・集計パイプライン・RDBとの使い分けを解説。
MongoDBとは
MongoDBは、データをJSON形式(内部的にはBSON:バイナリJSON)の「ドキュメント」として格納するドキュメント型NoSQLデータベースです。行と列で構成される関係DBとは異なり、ネストした構造や配列を1つのドキュメントに格納できます。スキーマが柔軟なため、頻繁に構造が変わるデータや多様な形式のデータの格納に適しています。
ドキュメントの例
{
"_id": "ObjectId('...')",
"name": "田中太郎",
"email": "tanaka@example.com",
"orders": [
{ "product": "laptop", "price": 120000, "date": "2026-04-01" },
{ "product": "mouse", "price": 3000, "date": "2026-04-05" }
],
"address": {
"city": "東京",
"zip": "100-0001"
}
}
関連データ(注文情報)を1つのドキュメントにネストできるため、JOINなしで取得できます。
RDBとMongoDBの使い分け
| 向いているケース | MongoDB | 関係DB |
|---|---|---|
| スキーマが頻繁に変わる | ◎ | △(マイグレーション必要) |
| 複雑なリレーション・集計 | △ | ◎ |
| 地理空間データ | ◎ | △ |
| ACID準拠の金融処理 | △(v4〜対応) | ◎ |
集計パイプライン
SQL の GROUP BY・JOIN相当の処理をステージの連鎖で表現するMongoDBの強力な機能です。$match→$group→$sort→$limitのように処理を組み合わせます。
関連する用語 (データベース)
全23件を見るIT用語: データベーストランザクションとは|ACID特性で保証するデータ整合性
DBの一連の操作をまとめて原子的に扱うトランザクションのACID特性(原子性・一貫性・独立性・持続性)を解説。
ACID特性(トランザクション4要件)
データベーストランザクションの信頼性を保証する4つの特性。原子性(Atomicity)・一貫性(Consistency)・独立性(Isolation)・永続性(Durability)の頭文字をとった概念。
IT用語: データベースレプリケーションとは|読み取り分散と冗長化の仕組み
プライマリDBの変更をレプリカに同期するレプリケーションの仕組み・同期/非同期の違い・活用パターンを解説。
レプリケーション(データベース複製)
データベースのデータを複数のサーバーに自動的にコピーする仕組み。読み取り負荷の分散・障害時のフェイルオーバー・バックアップ目的で使われる。プライマリ/レプリカ構成が一般的。
データベースインデックス(索引)
データベースの検索速度を向上させるためのデータ構造。B木・ハッシュ・全文検索等の種類があり、適切なインデックス設計はクエリパフォーマンスを劇的に改善する。
IT用語: Redisとは|高速インメモリデータストアの仕組みと活用パターン
メモリ上にデータを保存し高速なキャッシュ・セッション管理・Pub/Subを実現するRedisの仕組みと主要データ型を解説。