セキュリティ用語辞典 2026-02-26
IT用語: ファイアウォール (Firewall) とは
ネットワークの境界で不正アクセスを防ぐ「防火壁」。パケットフィルタリングの仕組みを解説。
ファイアウォール (Firewall : FW) とは
インターネットという外部の危険な世界と、会社や自宅の安全な社内ネットワーク(LAN)との境界線に立ち、「通して良い通信」と「通してはいけない通信(攻撃)」を判断してブロックする防火壁(セキュリティ装置)のことです。
どうやって判断しているのか?(パケットフィルタリング)
歴史的にも最も基本となるファイアウォールの機能は「パケットフィルタリング」です。通信データ(パケット)の荷札に書かれている以下の情報をチェックし、管理者が設定した「ルール(ポリシー)」と照らし合わせます。
- 送信元のIPアドレス: どこから来たか(例: 怪しい海外のIPアドレスは拒否)
- 宛先のIPアドレス: どこへ行くか
- ポート番号: 何の目的か(例: 80番や443番のWeb閲覧用なら許可、22番の遠隔操作用は特定の社員のみ許可)
クラウド時代(AWS等)のファイアウォール
物理的な機械(FortiGateやPalo Altoなど)を買ってきて設置するオンプレミス環境と異なり、AWSなどのクラウド環境ではファイアウォールが「ソフトウェア(サービス)」として無料で組み込まれています。
代表的なものがAWSの セキュリティグループ (Security Group) です。 仮想サーバー(EC2)を立ち上げた際、デフォルトでは「外部からの通信は全て遮断」という最強のファイアウォールが効いているため、Webサーバーとして公開するには自分で「80番ポート(HTTP)と443番ポート(HTTPS)を許可する」というルールを追加する必要があります。