IT用語: 再帰処理(Recursion)とは|関数が自分自身を呼び出す仕組み
再帰処理の概念・ベースケースの重要性・階乗計算やツリー探索での活用例を解説。
再帰処理とは
再帰処理は、関数が自分自身を呼び出すことで問題を解く手法です。「大きな問題を同じ構造の小さな問題に分割する」というアプローチで、ツリー構造の探索・ファイルシステムの走査・フィボナッチ数列等の計算に自然に表現できます。
必ず「終了条件(ベースケース)」が必要
function factorial(n) {
if (n <= 1) return 1; // ベースケース: ここで止まる
return n * factorial(n - 1); // 再帰呼び出し
}
factorial(5); // → 120 (5×4×3×2×1)
ベースケースがないと無限に自分を呼び出し「スタックオーバーフロー」エラーで止まります。
再帰 vs ループ
理論上、再帰で書けるものはループでも書けます。ループの方がメモリ効率は良いですが、ツリー構造やグラフの探索では再帰の方が直感的に書けます。深いネストがある場合は「末尾再帰最適化」や「メモ化(Memoization)」でパフォーマンスを改善できます。
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